免許を取って40年、初めて自分で選んだ自動車保険|楽天損保に決めた理由と、申し込みの日のこと

夕焼けの中、車を運転するシマエナガのイラスト くらしとお金

前回の記事では、自動車保険の一括見積もりで5社の金額がそろうまでを書きました。年間走行距離を「総距離 ÷ 年数」で出して大失敗した、あの話です。

→ 前編:車検証に走行距離が載っていることを、私は知りませんでした|自動車保険の一括見積もり体験記

今回はその続きです。どこに決めたのか、どの補償を削って、どれを残したのか。そして申し込みの日に、画面に思いがけない言葉が出てきた話を書きます。

最後は、2社の一騎打ちになりました

5社の見積もりを見比べているうちに、気になり始めたことがありました。事故のとき、現場に人が駆けつけてくれるかどうかです。

これまでは代理店型だったので、何かあれば担当の方に電話すればよかった。ネット型にしたら、事故のあと一人で現場に立っていることになるのかな。それが不安でした。

調べてみると、警備会社の隊員さんが駆けつけてくれるサービスがついている会社がありました。

それと、楽天損保。実は一括見積もりの申し込み先にも入っていたのですが、ほかの会社が見積もりを作ってメールで送ってくれたのに対して、楽天損保から届いたのはサイトの紹介メールだけでした。金額は書いてありません。それで、自分で公式サイトに見に行って、見積もってみました。

走行距離をきちんと直して、条件をそろえた結果がこちらです。

保険会社年間保険料事故現場へのかけつけ
楽天損保22,060円ALSOK
SOMPOダイレクト(おとなの自動車保険)24,720円ALSOK
ソニー損保25,190円セコム

ここからさらに、自分に必要な特約をつけて比べました。最後に残ったのはこの2社です。

楽天損保ソニー損保
年間保険料26,780円27,460円
つけた特約事故・故障時のレンタカー弁護士費用(日常の事故も対象)
かけつけALSOKセコム

金額の差は、年に680円。ほとんど変わりません。迷いました。

決め手は「レンタカー特約」でした

私の住んでいるところは、バスが30分に1本です。近くにスーパーもありません。周りでは80代の方も運転しています。車が動かないと、その日の暮らしが止まる土地なのです。

だから、事故や故障で車が修理に入ったとき、そのあいだ代わりの車を借りられるかどうか。ここがいちばん大事でした。

ただ、特約の説明を読んでも、私のような場合に本当に使えるのか、いまひとつ自信が持てません。そこで、楽天損保に問い合わせてみました。

返ってきた答えは、こうでした。事故や故障で動けなくなってレッカーで運ばれたときも、事故で車が壊れたり盗まれたりして使えなくなったときも、対象になる。決まったレンタカー会社はないけれど、楽天損保が手配したり認めたりしたものなら使える。

事故だけでなく、故障でも使える。これが決め手になりました。

日常の事故にも使える弁護士特約は、正直なところ心残りでした。でも、毎日の暮らしを守ってくれるのはどっちだろう、と考えたら、答えは出ていました。

※特約には細かい条件があります(タイヤだけのパンクは対象外、など)。ご自分の契約内容で必ず確認してくださいね。

補償は、こう削って、こう残しました

補償選んだもの理由
対人・対物無制限ここは削れません
人身傷害3,000万円(車内のみ)自分と同乗者のけがはこれで
搭乗者傷害なし人身傷害で足りると判断
車両保険なし車に乗って8年。いちばん悩んだところ
個人賠償責任なし火災保険にもう1億円ついていた
弁護士費用あり(交通事故のみ)もらい事故のときのために
事故・故障時レンタカーあり(1日5,000円)決め手

いちばん悩んだのは、車両保険を外すことでした。

実は私、免許を取って40年以上になります。そのあいだ、車両保険はずっとついていました。外すのは怖かった。正直に言うと、今も少し怖いです。

でも、いろいろな人の考え方を読んで、参考にさせてもらいました。車はもう8年乗っていて、もし壊れても、お金をためて何とかできる。そう分かって、気持ちを切り替えました。

個人賠償責任は、家の火災保険を見直したときに、もう1億円ついているのを知っていました。同じ補償に二重でお金を払うところでした。保険は、ほかの保険と一緒に見ないといけないんですね。

申し込みの日、画面に出た「自動ブレーキ割引」

申し込みは、見積もりを保存しておいたページから再開しました。画面を一枚ずつ写真に撮りながら、決めた条件と違うところがないか、確かめて進めました。

車台番号を入れて、次へ進んだときです。こんな画面が出ました。

ご入力の車台番号で照会した結果、AEB(自動ブレーキ装置)が装着されているお車であることが確認できました。自動ブレーキ割引が適用されます。

保険料は、26,780円から26,010円に下がりました。

めっちゃうれしかったです。私の車、すごいじゃん、って。

8年も乗っているのに、自動ブレーキがついているなんて知りませんでした。一括見積もりのときは、どの会社にも「なし」にチェックを入れていたのです。

前回は、車検証に走行距離が載っていることを知らなかった話でした。今回は、自分の車に自動ブレーキがついていることを知らなかった。自分の車のこと、本当に何も知らなかったんだなと、ちょっと笑ってしまいました。

ということは、ほかの4社の見積もりも、本当はもう少し安かったのかもしれません。これから一括見積もりをする方は、自動ブレーキがついているか、先に確かめておくのがおすすめです。分からなければ「なし」にせず、車の取扱説明書や販売店で確認してみてください。

申し込みで、気をつけたこと

①始まる日と時刻を、今の保険とぴったり合わせる

新しい保険が始まるのは、今の保険の満期日と同じ日にしました。手元の証券を見ると、今の保険は「11月28日 午後4時まで」。楽天損保は「11月28日 午後4時から」。すき間がゼロでつながっていることを、自分の目で確かめました。1日でもずれると、その日は保険なしで運転することになってしまいます。

②「重要事項説明書」は、とても長い

最後の確認画面で、重要事項説明書を最後までスクロールしないと、チェックが入れられない仕組みでした。これが果てしなく長い(笑)。契約したあとも、ウェブでいつでも読めるそうです。

③何かあったら、まず電話

これがいちばん大事かもしれません。レッカーやレンタカーなどのサービスは、使う前に保険会社の窓口へ連絡することが条件でした。自分で先にレッカーを呼んだり、レンタカーを借りたりすると、対象外になってしまいます。申し込みが終わってすぐ、窓口の電話番号をスマホに登録しました。

長くお世話になった代理店に、電話をしました

新しい保険を先に確保してから、今までの代理店に連絡しました。この順番は守りました。先に断ってしまって、新しい保険の申し込みでつまずいたら困りますから。

今までの保険は、免許を取ってからずっとお世話になってきた会社です。正直、寂しい気持ちもあります。でも、長く担当してくださっていた方がいなくなって、保険料も年々上がっていました。更新のお知らせは、無事故で同じ内容なのに、去年より高くなっていたのです。

伝えるときは、「解約します」ではなく「満期で更新しません」と言いました。「解約」だと、満期より前に保険が切れてしまうことがあるからです。

電話をかけるときは、ドキドキしました。何て言われるだろう。引き止められるかな。

代理店さんの対応は、あっさりでした(笑)。

数日後、「自動更新停止のお知らせ」というはがきが届きました。満期日はちゃんと11月28日。これでひと安心です。

結果:年64,200円の更新案内が、26,010円に

年間保険料
今までの保険(今年の契約)60,240円
今までの保険(更新のお知らせ)64,200円
楽天損保26,010円

そのまま更新していたら払っていた64,200円と比べて、年に38,190円。月にすると、約3,180円です。さらに楽天ポイントが520ポイントつくので、実質は25,490円になります。

もちろん、車両保険を外した分も入っています。補償の中身も同じではありません。それでも、この差は来年も再来年も続きます。

60歳を過ぎて、こんな大冒険ができるなんて

初めての一括見積もり。初めてのネット型保険。

ずっと代理店の人に任せていた私が、自分で考えて、自分で調べて、自分で決めました。走行距離も、自動ブレーキも、火災保険の中身も、全部自分で確かめました。

60歳を超えて、こんな大冒険ができるんだあ。

今、自分にいちばん驚いているのは、私自身です。

新しい保険が始まるのは11月28日。年が明けたら、カードの明細で、今までの保険の引き落としがちゃんと止まったかも確かめるつもりです。そこまで見届けたら、またご報告しますね。

※記事の金額は、私の車・等級・補償内容での見積もりと契約です。条件が変われば金額も変わります。特約の条件も、ご自分の契約で必ず確認してくださいね。

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